日時:平成24年 5月29日
場所:静岡市駿河区馬淵
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」
内容:平成24年度静岡県土木技術職員研修(静岡県建設技
術監理センター主催)の一環である「平成24年度
主査・副班長級研修」に、当会メンバーから2名を
を講師として派遣しました。
当会は「現場の品質確保〜コンクリートのひび割
れを防ぐ〜」と言う研修科目を担当し、参加者27名
の技術系職員に対して
・「コンクリート構造物の劣化と良いコンクリート」
天野智雄((株)フタバコーケン所属)
・「コンクリート構造物の初期欠陥」
仁科 憲(中村建設(株)所属)
の2題について講演させて頂きました。
講演終了後もコンクリートの凍結融解による変状
及び対策について質問を受けるなど熱心な参加者も
見受けられ、技術力向上の一助となれば幸いです。
講演冒頭に少し当会のPRもさせいただき、この
ような機会を与えてくださった県関係者にこの場を
お借りして感謝申し上げます。
『平成24年度通常総会』
日時:平成24年6月8日(金)
場所:静岡市駿河区馬淵
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」
内容:@平成23年度事業報告
A平成23年度収支決算報告
B役員の改選の承認
C平成24年度事業計画(案)承認
D平成24年度収支予算(案)承認
E新会員の紹介
F現場見学会(7月予定)について
通常総会終了後、あざれあ2F大会議室にて
行政関係者約80名、会員・賛助会員約50名
の参加者を迎えて技術研修会を開催した。
『コンクリート構造物の診断・補修技術研修会』
(T)講 演
1.「コンクリート構造物の診断とひび割れ」
工学博士 技術士 東京コンクリート診断士会会長
小野 定 氏
2.「過振動によるコンクリートの性状変化他施工法について」
工学博士 技術士 京滋コンクリート診断士会会長
長谷川 光弘 氏
(U)会員事例発表
1.「日本建設業経営協会中央技術研究所で実施した
コンクリート構造物の実験的調査」
中村建設(株) 仁科 憲
2.「東名高速道路跨道橋の剥落対策」
須山建設(株) 松井 譲
この日は、遠く四国から高知県コンクリート診断士会
(KCD)会長の原田隆敏氏も聴講に訪れてくれました。
原田会長ありがとうございました。
また、技術研修会にご協力いただきました東京コンクリ
−ト診断士会並びに京滋コンクリート診断士会の関係者
の皆様、ありがとうございました。
日時:平成24年6月12日(火)〜13日(水)
場所:静岡市駿河区馬淵
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」
内容:県内のコンクリート診断士受験予定者に対し、受験
対策講習会を開催しました。
冒頭の名倉会長の挨拶のあと、15名の受講者に対し
昨年合格した会員の体験談の発表や、日本コンクリ
ート診断士会からお招きした3名の講師による講習
を2日間にわたり実施しました。
講師:木村 克彦 氏 工学博士 技術士
日本コンクリート診断士会幹事
峰松 敏和 氏 工学博士 技術士
日本コンクリート診断士会幹事
重松 和男 氏 技術士
日本コンクリート診断士会幹事
TEXT:『コンクリート診断士受験対策講座』(技報堂出版)
※本講習会はCPDS学習プログラムに登録されています。
(登録番号178934 14unit)
日時:平成24年7月7日(土)
場所:静岡県東伊豆方面
参加:当会メンバー13名
内容:海岸沿のコンクリート構造物の塩害状況や被覆補修、
電気防食の実施状況などを見学しました。
海岸沿の厳しい環境下でのメンテナンスの重要性を
改めて感じました。

静岡県東部農林事務所様の技術研修会に講師派遣及び実地研修指導 |
日時:平成24年 9月12日(水)
場所:【講義会場】静岡県伊豆の国市韮山庁舎3階大会議室
【研修場所】堂川排水機場 伊豆の国市長崎153-1
内容:農林土木工事の品質向上、若手技術職員の技術力向上
を目的として、コンクリート診断とクラック補修方法
について技術研修を実施したいという東部農林事務所
様の依頼に応じて、当会メンバーから講師を派遣し、
また実際に現地診断の実地研修の指導も行いました。
(1)講義
・コンクリート構造物の劣化と良いコンクリート
“工程管理に係わる発注者の準備”
・コンクリートの初期欠陥について 韮山庁舎における講義風景
“初期欠陥の種類、原因、事例”
・クラック検査の方法と補修について
“クラックの確認、補修材料、補修方法”
(2)実地研修
・機場内に存在するひび割れの説明(場内探索ツアー)
・中性化深さ測定の研修(ドリル法:NDIS3419)
・鉄筋探査試験の研修(電磁波レーダー法)
・ひび割れのチョーキング方法、ひび割れ幅測定
機場内に存在するひび割れの説明
中性化深さ測定(ドリル削孔と削孔粉の捕捉) 鉄筋探査の研修(検査機の操作)
静岡県西部農林事務所様の技術研修会に講師派遣及び実地研修指導 |
日時:平成24年10月18日(木)
場所:【講義会場】浜松総合庁舎7階701会議室
【現地研修】灰の木原揚水機場 浜松市浜北区宮口
内容:農業水利施設の総合的な長寿命化対策推進の一環とし
て、農業土木技術職員の技術力向上を図るために農業
水利施設の監視・診断研修を実施したいという西部農
林事務所様の依頼に応じて、当会メンバーから研修講
師を派遣いたしました。
(1)講義
・コンクリート構造物の劣化とその診断手法
(2)実地研修
・機場内に存在する劣化状況の説明
・コンクリートテストハンマーによる硬度測定
・ひび割れのチョーキング方法、ひび割れ幅測定 浜松総合庁舎における講義風景
機場内に存在するひび割れの説明 ひび割れのチョーキング方法、ひび割れ幅測定
日時:平成24年11月22日(木)〜23日(金) 【施工技術総合研究所の見学風景】
場所:・日本建設機械施工協会 施工技術総合研究所
・静岡市清水区由比、蒲原地区のCo構造物補修現場
・中部電力浜岡原子力発電所 他
内容:東京コンクリート診断士会(TCD)の見学研修会が、
今年は静岡県内で開催されるということで当静岡コン
クリート診断士会(SCD)と合同実施となりました。
初日はまず富士市の施工技術総合研究所で大型疲労試
験での実際の載荷試験状況や恒温室での暴露試験等を
説明を受けながら見学したのち、由比・蒲原地区に移
しコンクリート構造物の塩害対策や橋梁の維持補修工
事を視察しました。
本四連絡橋建設でも使用された大型疲労試験機
二日目は中部電力浜岡原子力発電所を訪れ、原子炉建
屋ギャラリー内の見学、津波防波壁の建設現場の見学
等をさせていただき、最後は大井川に掛かる世界一長
い木造歩道橋の蓬莱橋を見学して散会になりました。
皆さん二日間にわたりお疲れ様でした。
また、ご協力いただきました、(一社)日本建設機械施
工協会施工技術総合研究所様、中部電力(株)様他関係
者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。
先生方、ASRの試験体を見つけ目が輝いています(^^;)
【由比・蒲原地区での視察の様子】
蒲原地区塩害対策 電気防食工事 視察状況 由比地区の橋梁、アウトサイドケーブル施工現場
【中部電力浜岡原子力発電所】
浜岡原子力館内の実物大防波壁の模型
スケール感に圧倒されます。
※防波壁建設現場ではTCDの先生方が熱心に質問され、
説明担当者が困惑する場面もありあました。
丁寧で真摯な応接ありがとうございましたm(_ _)m
保安区域内の為撮影禁止で、写真が無いのが残念です。
廃炉が進む1・2号機原子炉建屋と奥に見えるのが建設中の防波壁。原子力館展望室より。
日時:平成24年11月30日 13:00〜17:00
場所:静岡市駿河区馬淵
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」
内容:「コンクリート構造物の診断・補修技術研修会」
コンクリート構造物の維持管理に関する最新情報の
取得、また会員の技術力の向上を目的に正会員、賛
助会員を対象とした研修会を実施しました。
宇部興産(株)岡田氏による下水道施設の防食技術の
解説や、前田工繊(株)中井氏氏によるRC構造物の巻
立て補強について講演をしていただきました。
また、会員から御前崎土木事務所管内で試験施工さ
れた補修工法の事例発表やJCIが開催した報告会の
参加レポートが発表されました。(参加44名)

【講 演】
1.「下水道施設におけるコンクリート構造物の
腐食と防食技術」
講師:宇部興産(株) 岡田 由紀彦 様
2.「RC構造物の巻立て補強について 」
講師:前田工繊(株) 中井 祐司 様
【事例発表】
1.「コンクリート基礎技術調査委員会・
不具合補修WG報告会」参加レポート
会員:(株)中村組 富士見 飛鳥 氏
2.「乾式吹付け最新工法について」
−ドイツSTO社製のシステム−
会員:(株)鈴木土建 秋定 英寿 氏
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