日時:2018年12月 4日(火) 16:10〜17:00
場所:静岡市駿河区用宗1-10-1
静岡県建設技術監理センター 用宗研修室
内容:平成30年度静岡県土木技術職員研修計画(静岡県建設技術監理センター主催)の一環である「平成30年
度 斜面対策研修」に、当会メンバーから1名を講師として派遣しました。
当会は「コンクリート構造物の維持管理」という研修科目を担当し、約20名の静岡県及び市町の技術
系職員に対し「擁壁の設計と施工および維持管理」について講演いたしました。
今年も、浜松土木事務所においてサテライト研修が実施されました。
派遣講師 板倉 孝 ((株)東日 所属) 会場の様子。多くの方が聴講されていました
『静岡コンクリート診断士会2018「秋の研修会」』の開催 |
日時:2018年11月13日(火)13:30〜16:45
場所:一般財団法人静岡県教育会館 4 階 大会議室
静岡市葵区駿府町1-12 Tel:054-252-1011
内容:今回の研修会は、会員の事例発表だけでなく、芝浦工業大学の伊代田研究室から3名の院生をお招きして
大学での研究成果を発表していただくという趣向で開催されました。
開会挨拶 静岡コンクリート診断士会 会長(代読)
1)事例発表
13:35〜「新しいひび割れシール材「せこたん」のご紹介」株式会社ニチバン テープ開発部 次長 市村周二様
2)研究発表@
14:10〜「コンクリートの打継ぎの一体性及び耐久性に関する検討」 芝浦工業大学大学院 水野 博貴 様
14:25〜「型枠の種類と養生期間がコンクリートの表層品質に与える影響」 芝浦工業大学大学院 荒木 萌 様
14:40〜「導電率を用いた型枠脱型時期の推定手法の提案」 芝浦工業大学大学院 中村 絢也 様
3)研究発表A
15:05〜「化学的腐食を受けた構造物の調査 ?有機酸による腐食-」 株式会社ジーベック 中野 和広 様
4)研究発表B
15:40〜「CA2と膨張材を併用したコンクリートの遮塩性能の検討」 芝浦工業大学大学院 水野 博貴 様
15:55〜「ブリーディングに伴う骨材界面の空隙が物質透過性に及ぼす影響」芝浦工業大学大学院 荒木 萌 様
16:10〜「実環境および促進試験における中性化進行の養生影響評価」 芝浦工業大学大学院 中村 絢也 様
16:25〜「ドローンによる補修技術の確立にむけて」 芝浦工業大学 教授 伊代田 岳史 様
閉会挨拶 静岡コンクリート診断士会 副会長 榊原 勤
新井会長の挨拶を代読する金子副会長 ひび割れシール材「せこたん」を説明する市村様
研究発表@では院生の皆様がコンクリート診断士と係わりの深いテーマについて発表していただきました。
当会会員からも積極的な質問がなされ、助け舟を出さない予定であった伊代田教授もつい発言してしまう
場面も…
芝浦工業大学大学院 水野 博貴 様 芝浦工業大学大学院 荒木 萌 様
芝浦工業大学大学院 中村 絢也 様 株式会社ジーベック 中野 和広 様
技術顧問の芝浦工業大学 教授 伊代田岳史様 研修会後は有志による交換会も開催しました
研究発表Bではいかにも大学での研究と思われるテーマについて発表していただきました。
新しい試みでしたが、芝浦工業大学の伊代田教授を技術顧問にお迎えし、当会も産学官がそろった体制を
築くことができ、会員同士がコミュニケーションを図ることにより各自のスキルアップになることを期待
しています。
『静岡コンクリート診断士会2018年見学会』の開催 |
日時:2018年10月12日(金)13:00〜17:00
場所:・大東市民交流センター 会議室
・ 現場見学 (潮騒橋)
内容:今回の見学会は、実際のコンクリート構造物(静岡県掛川市の潮騒橋)に発生している変化、変状につい
てコンクリート診断士の観点から、参加者各自が考察をして意見交換をしようという試みで実施されました。
まず、大東市民交流センター 会議室に集合し、潮騒橋を施工された三井住友建設(株)の、静岡支店土木営業
部長杉村様から橋の特徴や施工上の工夫等のお話をお伺いしました。
参加者にあいさつする新井会長 潮騒橋について説明する杉村様
次に、参加者全員で潮騒橋に移動。4班に分かれ、各班ごと橋の状況を観察しました。
静岡県掛川市菊川河口に掛かる潮騒橋 4径間連続上路式PC吊床版橋 土木学会より土木学会田中賞
今回参加したメンバー 各班に分かれ橋の状況を観察
1時間半ほど潮騒橋を観察した後、再度大東市民交流センター 会議室に戻り各班ごと考察をまとめ
その結果を代表者が発表しました。
各班の考察を発表する代表者
皆さん真剣に意見を述べていただきました。
目視観察が基本でしたので変状に関してはだれも正解を持っているわけではなく、酸化鉄の滲出現象の
原因については意見が分かれるなど活発な意見交換がなされました。
初めての試みでしたが、特徴的な構造を有するランドマーク的な橋であること、施工者の参加をえられた
こと、管理者のご理解ご協力を得れたことなどが重なりまして、大変有意義な見学会になったと思います。
協力していただいた袋井土木事務所様、三井住友建設(株)様、ありがとうございました。
(会員及び関係者の参加22名)
日時:2018年 7月10日(水)
場所:静岡市駿河区用宗1-10-1
静岡県建設技術監理センター 用宗研修室
内容:平成30年度静岡県土木技術職員研修(静岡県建設技
術監理センター主催)の一環である「平成30年度
主査・副班長級研修」に、当会メンバーから2名を
を講師として派遣しました。
当会は「現場の品質確保〜コンクリートのひび割
れを防ぐ〜」と言う研修科目を担当し、参加者22名
の県及び県内市町の技術系職員に対して
・「コンクリート構造物の劣化と良いコンクリート」 (株)フタバコーケン 天野智雄 氏
天野智雄((株)フタバコーケン所属)
・「コンクリート構造物の初期欠陥と
良いコンクリートを作る」
仁科 憲(中村建設(株)所属)
の2題について講演いたしました。静岡県の研修会に
は6年連続で講師派遣をさせていただいております。
中村建設(株) 仁科 憲 氏
『平成30年度通常総会』
日時:2018年 6月29日(金)
場所:静岡県静岡市駿河区池田
静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ
内容:@平成29年度事業報告
A平成29年度収支決算報告
B役員の改選の承認について
C会則の改訂の承認について
D平成30年度事業計画(案)承認
E平成30年度収支予算(案)承認
F新会員の紹介
役員の改選が行われ、(株)中村組の新井秀恭氏が新会 総会で挨拶に立つ新井SCD新会長
長に選出されました。また、総会の最後に2006年の
創立から今年の6月まで会長を務めていただいた名倉
様に記念品を贈呈いたしました。
通常総会終了後、グランシップ1001-2会議室にて県内
の国・県・市等の行政関係者約60名、会員・賛助会員
約60名の参加者を迎えて技術研修会を開催した。
『コンクリート構造物の診断・補修技術研修会』
講 演
1.「熊本地震による高速道路の被害と点検・診断」
講師:(株)高速道路総合技術研究所 道路研究部 名倉前会長に記念品の贈呈
橋梁研究室 室長 広瀬 剛 様
2.「建設業における副産物利用〜高炉スラグに着目して」
講師:芝浦工業大学 土木工学科
マテリアルデザイン研究室 教授 伊代田 岳史 様
3.「セメント系補修材の基礎知識」
講師::一般社団法人 セメント協会 沖原 直生 様
大規模災害後のインフラの点検・診断事例や、わかってい
そうで本当は理解できていなかった材料、補修材について
解説していだだきました。ご講演していただきました皆様
誠にありがとうございました。
熊本地震の高速道路被害について説明する広瀬様

高炉スラグについて解説する当会技術顧問の伊代田教授 電気防食のメカニズムを実験で説明する沖原様
日時:2018年5月14日(月)〜15日(火)
場所:静岡市駿河区馬淵
静岡県男女共同参画センター「あざれあ」
内容:県内のコンクリート診断士受験予定者に対し、受験
対策の講習会を開催しました。
約30名の受講者に対し、昨年、静岡県内で初の女
性合格者となられた三浦亜矢子様による体験談発表
や、当会所属の診断士と日本コンクリート診断士会
からお招きした講師による講習を2日間にわたり実
施しました。
体験談発表:三浦亜矢子 氏 駿河技研(株) 受験体験談を語る三浦氏
講師:天野 智雄 氏 コンクリート診断士(静岡)
仁科 憲 氏 コンクリート診断士(静岡)
小野 定 様 工学博士 技術士
コンクリート診断士(東京)
TEXT:『コンクリート診断士受験対策講座』(技報堂出版)
『コンクリート診断士受験のための
計算問題攻略講座』(技報堂出版)
※本講習会はCPDS学習プログラムに登録されています。
(登録番号466548 14unit)
受講された全員の合格を祈念いたします。
作文問題の解法を説明する小野講師

計算問題の解法を説明する仁科講師 変状・調査手法を解説する天野講師
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