【コンクリート診断士とは】 公益社団法人日本コンクリート工学会が認定する「コンクリート構造物の性能評価、 判定およびそれらの品質劣化に関する予測ならびに対策などを総合的に診断する能力 を有する」技術者に与えられる資格です。 "a concrete diagnostic engineer"とか "a concrete maintenance engineer"や 時には分かり易く"a concrete doctor"などと称されています。 |
【静岡コンクリート診断士会設立趣意書】 戦後の経済復興や昭和40年代の高度経済成長期から現在に至るまで、 多くのコンクリート構造物が建設されてきました。従来のスクラップ・ アンド・ビルドの時代から、今後はコンクリート構造物等の社会資本の 維持管理を計画的に行い、『必要とされる社会資本レベルを効率的に維 持する』事が最大の目標となると思われます。 以上の事からコンクリート構造物の劣化状況の診断・劣化進行予測に 基づき、適切な補修・補強工法を実施して構造物の長寿命化を図ってい く必要があります。 この様な社会的要請にこたえるため、静岡県内に本拠を置く企業等に 所属するコンクリート診断士の有志によって診断士会を設立し、以下の 目的に沿った活動を実施します。 ・診断士各人の更なる知識の研鑽や倫理性の向上 ・他都道府県の診断士会やJCIとの連携による組織の活性化 ・コンクリート診断を通じての社会的貢献 平成18年12月 【活動方針】 社会に対する貢献 公衆の安全、健康及び福利への責任を常に自覚し、偏りのない公正で 的確な診断と適切な維持管理を提案することで、人類の持続可能な 発展に貢献します。 責任ある行動 法令の遵守と基本的人権を尊重し、自己責任のもとに公平・誠実に行動します。 自己研鑽・技術継承 高度・多様化する専門知識、診断技術および高い倫理観などを継続的に研鑽する とともに知識や経験などを生かして、次世代を支える後進への指導・援助を積極 的に行います。 会員交流と情報の発信 技術的知見や情報を会員相互で共有するとともに、(公社)日本コンクリート工学 会や他都道府県の診断士会との連携により情報の交換や交流を図り組織の活性化 を図ります。また、活動の内容や成果は常に中立的、客観的な立場で全ての人々 に分かるように説明します。 |
【静岡コンクリート診断士会概要】 1.名 称 静岡コンクリート診断士会 (Shizuoka Concrete Diagnosis association) 2.設 立 平成18年12月16日 3.目 的 ・一般社団法人日本コンクリート診断士会(JCD)の静岡地区の活動を実施する。 ・コンクリート診断技術の普及・向上により、コンクリート構造物の維持管理 に貢献する。 4.活動内容 (1)コンクリート診断技術の向上を目的とした研究活動 (2)コンクリート診断技術の会員への提供及び会員相互の親睦 (3)コンクリート診断士の社会的地位向上に関する活動 (4)コンクリートの診断や長寿命化の相談 (5)研修会や講習会等への講師派遣 (6)JCD等関係団体その他諸機関との連絡協調に関する事業 (7)その他本会の目的のために必要な事業 5.役 員 等 技術顧問 谷倉 泉 施工技術総合研究所 〃 伊代田岳史 芝浦工業大学 会 長 天野 智雄 (株)シスイ 副会長 金子 盛康 須山建設(株) 〃 清水 徹 鈴与建設(株) 幹 事 橋本 和記 (株)橋本組 〃 結城 和洋 (株)テクノスジャパン 〃 新井 孝 (株)中村組 〃 戸塚 博文 静岡県 〃 三浦 亜矢子 駿河技建(株) 監 事 金田 学 中村建設(株) 事務局 新井 孝 (株)中村組 6.事 務 局 〒430-0906浜松市中央区住吉五丁目22-1 株式会社中村組内 TEL053-412-1127 担当者 新井 孝 info@scd.gr.jp ※入会申込みに関する問い合わせも受け付けます。 7.会 員 正 会 員 本会の目的に賛同する県内在住の個人、または勤務地が 静岡県内に所在し、公益社団法人日本コンクリート工学 会に登録された「コンクリート診断士」(*1) 賛助会員 本会の目的に賛同して入会した個人、法人または団体。 会 費 【正 会 員】 個人 5,000円/年 (*2) 【賛助会員】 法人 10,000円/年 個人 5,000円/年 (*1)正会員は本会に入会と同時にJCDの会員となります。 (*2)正会員会費の内、年額800円をJCD会費に使用します。 |